2008年 11月 05日
大阪の味。 |
カテゴリーは「つくる」だけれども今日は私ではなく。
毎度なにかと出演する同居人は、大阪出身である。
東京に越してくるとき、私の記憶では大阪から持ってきた家電はパソコンとたこ焼き機だけだったような…。
その後炊飯器とかいろいろ帰省の度に持ってきたけど、最初はたこ焼き機だった気がする。
そういうところだけが大阪人の、普段はその片鱗すら見せない大阪人だ。
片鱗どころかザ・大阪、見たいになる瞬間がある。たこ焼きをくるんと回す時と、お好み焼きをひっくり返す時だ。まぁ他にも「プシュンプシュン」と銃撃の真似をすると派手に倒れてくれたりもするが…それは置いといて。
で、このお好み焼きがとにかく絶品。
むろん、たこ焼きも最高に美味い。
大阪のお好み焼きっていうのは、こっちの少なくとも私の感覚では、生地がキャベツの繋ぎなんじゃぁと思うほど、キャベツが多くて、山芋が入った小麦粉の生地が僅かだ。
絶妙な空気感を持って、それらがふんわりと仕上がって、たまらない味のハーモニーを生み出すようで。
東京の生地ばっかりのお好み焼きと違って、だからこそ、ひっくり返すのが難しそうなのだが、たまにヒビ入っちゃっても、見事に修復されて、めらめらとかつ節が踊る。
本当にソースの香りといい、出汁の香りといい、これだけ食欲を刺激するものも、珍しい。
写真は焼いてる途中だけど、カメラを向けてる私はもう、涎だらっだらだよ。
#
by disegno
| 2008-11-05 23:23
| つくる-料理など-