今日は所用で有休にしたので、LA BETTOLA da Ochiaiのランチに挑戦!と休暇をとった時から計画していた。
ディナーの予約は2か月程かかるけど、ランチは当日朝10時に店頭で予約できるので、早く行けば大丈夫!! そう思って、朝10時に店頭へ!!とか考えていたのに、寝不足が祟って少し家を出るのが遅かったのと、道に迷って随分タイムロスしてしまい、店に着いたのが10:50頃…。
やっと見つけたよ…!と思い店に近付くと、先に来ていた人達がショップカードに手を伸ばしている。どういうシステムなんだろうともっと近づくと…、
「本日のランチは満席です、2号店もありますのでよろしければ」と言うようなことが書かれたメモが…。
開店30分以上前で、満席……めちゃくちゃ落ち込んで、2号店のbisへ向かうと、こちらも満席と言われてしまった。ラストオーダーまでいっぱいだということだった。
予約の取れないレストラン、の威力を存分に思い知ってしまった。私は甘かった。10時に店頭にいないと、食べることはできない。
歩き疲れたのと寒いのとで、絶望的な気持ちになりながら、母に連絡。予約した時間に母と合流するつもりだった。
もう、どうしたらいいのかと、沈む私の声に、母が異様に心配する。
結局母のお勧めのイタリアンに行くことになり、半蔵門へ向かって母と合流。会った途端、泣いたの?とか聞かれて、こっちが驚く。いくらなんでも泣かないよ~!と思ったけど、相当堪えていたのは確かだったし、よほど悲惨な面をしていたに違いない。
Elio Locanda Italianaが母のお気に入りの店。父もこの店がとても好きらしく、涙が出るほど旨いと言っていたそうだ。
この日食べたのはこちら。
鶏肉ときのこのトマトクリームの手打ちパスタ、茄子とバジルとモッツァレラのラザーニャ。
1600円のフランゾAにはこのパスタかラザニア等のプリモピアットとサラダとスープ、ドルチェと飲み物が付いている。
店に入ってすぐ、デルピエロとトッティのアッズーリのユニフォームに写真がでかでかと壁に飾られており、ほかにもたくさんの額があって、かなりの著名人達の写真が。
店員の数も凄い。イタリア人もホールに2人だったかいて、キッチンも少し見えたが、イタリア人がいっぱいいる。お客さんも3分の1は外国人で、イタリア人が多い。
経営者のエリオロカンダ氏が現われて、その外国人客と「Come stai?」と盛り上がっている。かなりの活気と、私の席から見えるのがイタリア人ばかりだったせいで、ここが日本だということすら忘れそうになった。
料理も比較的スムーズに出された。パンも美味しかった。
料理も文句は何もないし、写真を撮る間もなく食べきってしまったドルチェのアーモンド入りのパンナコッタがお酒が効いていて超美味かった。今まで食べたパンナコッタの中で一番だった。
ちなみに、ラザニアが美味しそうで、追加で二人で少しずつアラカルトで食べたいとリクエストしたもので、写真のは1人前ではないです。これでランチに400円加算されていた。とってもお得で嬉しい。
ああ…、ベットラに振られたこんな気分でなければ、本当に最高のランチだったんだろうなと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。