2008年 09月 28日
旅のはじまり。 |
写真はスコットランド。
2005年9月に蒸留所巡りの旅をした時のもの。アイラ島から船で辿り着いた少し夕暮れがかったオーバン(OBAN)港。
旅のカテゴリがいつまでも空っぽなのがちょっと気に入らないので、これからは、中途半端ながらも過去も交え、今思うことなどをきっと徒然してみよう。
私には、旅人の遺伝子が確実に受け継がれている。
父と母は、北海道のとあるユースホステルで知り合った。
それぞれの生活圏が見事に違う遠距離恋愛を、父はヒッチハイクで母の下へと通って叶えたのだ。
私の最初の旅の記憶は8歳。
小学校2年生の冬休み。母と年子の弟と青春18切符を使って北海道へ行くというものだった。翌年は父と母がそれぞれ1週間ずつ休みを取って、1日だけ家族全員が揃って、子供を母から父へと受け渡しての北海道第2弾。宿泊先も総てユースホステルだった。
私の同年代で、ユースに同じくらい泊まってきたという人には未だ出会ったことがない。そりゃいるんだろうけど、私の周囲にはとりあえずいない。
ところで、海外に目が向くまで、日本のあちこちを青春18切符で旅した。一人の時もあったし、家族での時もあったし、友人と一緒の時もあったし、ただ田舎へ帰るだけの時もあった。
信じられないことに、最近は18切符で何処かへ行くと、テツ呼ばわりされる。どちらかというと私には、『時間はあるけど金は無い』っていう貧乏人のイメージなんだけどさ。
でも、列車の旅は大好き。
ヨーロッパへ行っても、相当乗ります。
特に夜行列車。ホテル代が浮くし、寝ている間に相当距離を移動できる、最高の手段だと思うもの。
最近はもう、学生時代のように時間は取れないから、時間をお金で買うが如く新幹線や飛行機を駆使するようになってしまった。切ない…。
18切符でも、朝から夜まで乗りっぱなし、みたいな事もできずに、近県日帰りみたいな感じになってしまう。やっぱり切ない。
望むように旅が出来るようになるのは次はいつ頃だろう。
ばーちゃんになってからかしら。だとしたら余程のバイタリティと健康を保たねばならないから…やっぱりジムに通わなきゃだめかなー。
by disegno
| 2008-09-28 00:27
| さまよう-旅-