2014年 01月 12日
マドリード2日目-30/11/2013 |
今日の予定はゲルニカとサッカー観戦。
そこに入る手前の展示室は、ゲルニカを描くにあたって、ピカソがデッサンを重ねたものや、同じゲルニカという名称に、死んだ子供と母親という作品も。やっと観れたゲルニカに身震いと目頭が熱くなり、本当にこれまでなかった程の感覚に、来て良かったとつくづく思う。
その後トレドまでのチケットを購入。自動券売機で買ったけど、その後別の切符売り場で、切符を眺めながら待っていたところ、なんだか変なことに気付く。記載がどう見ても一人分。二人分買ったのに、価格も一人分になっている。地下の切符も、2枚買う場合、2枚目が出るのが感覚的に遅い。まさか、あの後もう1枚出たのではと母に告げ、戻ってみると、券売機の上にあったチケットが、どうやらそれであった。持ってかれているのが関の山と走りながらも思ったのに、無事に手に戻って、すっごく嬉しいしほっとした。マドリードとバルセロナはヨーロッパの中でも、スリの天国だとかあれこれ言われてるから、そのつもりで構えていたけど、ちゃんと切符は手に戻った!グラシアス。って感じ。
すっかり観戦仕様に着替えて、暑いのぼせるヤバいと言いながらシャンピニオンの有名なメゾンドシャンピニオンをなんとか見付け出し、食事を済ませてスタジアムへ…、どうしてもトイレに行きたいというわけで、ホテルにほど近いプラザ・オペラを経てホテルに一端戻ることに。
行きの地下鉄車両の中で、急に歌いだした若者4人組がいたり、シートの後ろのちびっ子の反応が素晴らしかったり、隣のおじいちゃんは、一瞬スタジアムの顔的な?と思う程、いろんな人から声掛けられてたなとか、まさかの暖房(ヒーターの温風が頭上をかすめてくるのです)とか、更には、トイレにトイレットペーがなくて、外にあって、必要な分だけ事前に持って入るという結構な驚き。気付かなかったら大事件じゃん。
ただ、キックオフの前、ピッチに両チームが1列に並んだところで、なんだか厳粛な雰囲気。レアルの選手は喪章をつけている模様。ファビオコエントランがどうのとか、アナウンスが言った。へ?どういうこと?何が起きてるの?!そんな思いで苦しくなってる中で、ゲームが始まった。 後から調べたら、コエントランのお父さんが亡くなったことに対する黙祷だったことが判明。
これだけの観客が一斉に帰るのかと考えたら、怖くなって、後半40分で席を立ったから、それまでだけど、3-0のゲーム展開は、やっぱり面白みに欠ける。が、スタジアムの外に出たところで猛烈な歓声が!まさか4点目?! いや、相手の方のゴールだといいな…。なんて考えた翌朝の新聞で、ベイルがハットトリック達成したことを知ったのでした。
というわけで、ホテルに戻って参りました。
明日はトレドです。
ところで、一番最初の写真。凄く有名な場所だってことだけは、目の前にした途端分かったんだけど、何でみたんだっけ…、映画で、それこそ1度や2度じゃないんだけど。
by disegno
| 2014-01-12 16:43
| さまよう-旅-