2021年 01月 09日
味噌煮込みうどんを食べ尽くしたーーい! |
再三申し上げていますが、私は味噌煮込みうどんが大好きで、この星に生を受けてから45年、最も好きな食べ物です。突き詰めれば主食炭水化物の中では圧倒的にうどんが大好き。
人生最後の食事、認知症とかでどんどん何がなんだか分からなってしまうその前に、しっかりと噛み締めたいと思っている、のがこの山本屋本店の味噌煮込みうどん。 今回、頂きましたこちらは、栄本町店だったかな。季節柄なめこにしました。
此度、名古屋1泊2日旅を計画した時も、以前同様に山本屋攻めをするつもりでおりました。 しかしながら、久しぶりだしなーと、旅の本を立ち読みしていたら、いろんなお店の味噌煮込みが目に入ってきまして、私は改めて思うに至ります。
ちゃんと味噌煮込みと向き合ってみないか?
なんてね。
というわけで、色々調べました。 山本を冠する味噌煮込み店が名古屋には多々あります。山本屋総本家と山本屋本店がよく知られていますが、この山本屋総本家の流れを汲む、創業者のお孫さんだかのお店がなんとなく気になり、最初の1店舗目に。 久しぶりすぎて、一瞬、山本屋本店に来たような気分になったけど、違う。違うちがうー! 初めてだし、スタンダードの味噌煮込みうどんで。ご飯付き。私は普段、生卵を拒絶するのですが、この時は緊張からか不要と唱えるのを失念しており、蓋を開けたときに少々落ち込みました。 卵を崩して余計な味を足されないように…、慎重にうどんを。印象としては味噌がよく絡むようにか、うどんが随分縮れているのね、というもの。濃い汁に負けない出汁の香りの強め。ラーメンにご飯をつけることには、いまだに罪悪感も抵抗もありますが、味噌煮込みうどんにはご飯は必須です。このうどんの影響で少しずつとろみの増してくる汁を受け止めてもらわなくては。
うどんの硬さもとてもよく、とても美味しい。 以前、山本屋総本家で食べた時に、ダメだな、と思ってから山本屋総本家には接触してこなかったんですが、今度もう一度行ってみるかなぁ。それとも、チェーン店を継がずに独立店を出したお孫様の気概によるものなのか。
店主さんが、店員の方に賄いなのか即席麺を作っていて、その匂いが漂ってきたのが、ちょっと面白かったです。あれはおそらくサッポロ一番塩ラーメン。
同日の夕食に選んだのが、角丸。最初に行った山本屋町田と、山本屋本店だけは決めていたので、もう一軒をどこにするかが今回の肝で、色々調べた結果、この角丸に。 次回も必ず来よう!と思ったので自分のメモも兼ねて、細かいかもしれません。 お店は広め。家族連れもちらほら。お店の壁面はカウンターになっており、一人客が壁に向かい、内側には4人がけのテーブルがいくつあっただろうか…4、6•••?
非常にわかりやすいメニュー。玉子入りとわざわざ書かれているものがあり、かしわ入りに玉子かしわ入り、とまであるから、玉子いらねーと思っているがお店の人との接点を最小限にしたい私のようなものには非常にありがたい。かしわ入りを注文。 蓋とか、ないんですよ。別にどんなものくるかわかってるでしょ、って感じなのかな。洗う手間とか、いろいろ省きたい。それもまた良い。お麩が可愛い。顔にいきなりあたる湯気も最高。美味しそうです。 うどんはこんな感じです。そう!細いんです。今回角丸を選んだのは、味噌煮込みに細いうどん、というのが成立するのか?本当に?と思いつつ、もう興味津々で堪らなかったから。柔らかくなっちゃうんじゃない?とかね。 でも、そんなことぜんぜんありませんでした。最後まで良い食感を残してくれました。 食べ応えも十分にあり、コスパもめちゃめちゃ良い。私は非常に満足。新しい発見でした。次回は大盛りにしたい。そしてお餅とかしわ入りにしちゃう。ご飯ももちろんね。
お腹いっぱいでAPAホテルに戻った私は、金曜ロードショーを見ながら、早めに就寝。そして、朝食は抜き、冒頭の山本屋本店へ。
山本屋本店は、期間限定メニューがありまして、今回は松茸かな?と思ったら庶民派きのこ類だったので、これならいける!と注文。しかしです、これが失敗だった。せめて、4種のきのこの方を選んでいたら違ったかもしれない。 なめこ入り味噌煮込みうどんをチョイスした私。浅漬けを2回おかわりして待ちました。やってきたのが冒頭の写真。そう、山本屋本店の鍋蓋はこう!と頷きながら蓋を開ければそこにまめくるめく世界。裏切らないやつだーーーー!!!!!! そんな感じでご機嫌で、だけど大事に大事にゆっくり頂きます。 うどん、やっぱり角丸のって細いね、そして山本屋町田のうどんは縮れてるよね、なんて思いながらあーうめー本当サイコー…と食を進めていけば行くほどね、なめこが威力を発揮して味噌汁がねっとりしてくるんですよ…。 余計な満腹感を連れてくる。本当ならご飯が食べたいのに、食べると危ないな。なんて気にさせる。そしてねっとりが勝って汁っぽさが減ってくる。
最後にサラサラとした味噌汁をね、後引き後引き飲んじゃうんだよねー、みたいなことができず。
次は絶対普通のを食べる!と食べ終えた瞬間に決意を新たにしたのでした。
旅の〆は、新幹線車内でいただくスジャータのカチコチアイス。カチコチのままいただきたいため、スプーン持参で挑みます。ああ、なんて幸せな時間だったのだろう。
次の名古屋旅は、 角丸で、味噌煮込み 竹もち 大盛り 山本屋本店で、味噌煮込みうどん 一半 これは確定。 そして新たな一食にどの店を選ぶか……
早く気兼ねなく行けるようにならないかなー。
あ、そうそう。地域クーポンは、APAカレー3つと交換していただきました。
そして、愛知出身の母から受け継いだ八丁味噌、赤だし、一般的にひっくるめて赤味噌と呼ばれる豆味噌で育っており、その味香りを愛しております。
いわば、大好きなものが鍋に詰められた、これこそ、宝石箱やーっていう話です。
中でも、最愛なのがこちら。
山本屋 町田
中はカウンターと小さなテーブル席が2つ。ランチどきもあと少しで終わるかなという平日のこの日は、店主と店員さん二人で営業していました。常連さんなのかな、そんな雰囲気でお客と会話する店主さん。やっぱりコロナの話題が多かった。県外からの人が来るとどうのこうのなんて話をしているから、なんとなく緊張しました。
角丸
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by disegno
| 2021-01-09 10:34
| -旅先グルメ-