2008年 10月 21日
ピサロ展 |
仕事の帰りにどこかへ寄るということを、滅多にしなくなった。
同居人に誘われて、本当に久々に寄り道したのがここ。
大丸ミュージアム?のピサロ展。
印象派ではモネとピサロとシスレーが好きという、超わかりやすい好みの私だが、
ピサロの子供たちまで、あんなにみんな芸術家になっていたとは知らなんだ。
オルセーやマルモッタン美術館の有名歴々の印象派画家達の作品と並ぶ彼の絵画とは、また随分と違って、面白い展示だった。特にエッチングや、デッサン?構図の練習などがかなりの点数あったのが、印象的。
私はピサロがとても好きだけど、たぶん画家の著名度としては、10人目として名前が出るかでないかというところだと思うから、こういう展示でもない限り、目にすることができないモノは多いだろうな。
そんなピサロが息子リュシアンに宛てた手紙の一節がぐっときた。
「専門家になってはいけない。芸術が死んでしまうから。」
by disegno
| 2008-10-21 23:31
| みる-鑑賞-