2009年 08月 15日
料理教室@la Cusina Espressa |
2度目の料理教室は、東京ガスで講師の女性が教えてくれる、ピピッとコンロ(?)を使うと、全行程30分程で3品+デザートまで作れてしまうというもの。
写真はあんまり可愛いので、単独でフォトした桃のコンポート。すんごく簡単で、美味しかったです。
桃って皮剥くのが面倒だとか食べると手がべとべとになるって言うイメージで、私は切って出してもらわない限り、積極的には食べない果物でしたが、こんなに楽なら、特売時何かに買ってみようかな~と。
このコはダッチオーブンにグラニュー糖、白ワイン、レモン汁と水入れて、桃を投入して加熱。
鍋でやるなら液体の量を調節しつつ弱火でぐつぐつ加熱していくようです。後は氷入れたボウルに重ねたボウルに、鍋から出した桃と液体を冷やして、桃のリキュールをかけるだけ。他の料理を食べている間に、冷やしてあとは教室のスタッフの方が盛り付けをしてくれました。
他のメニューはこちら。
夏野菜と岩塩のスープ
完熟トマトとハーブの冷製パスタ
アクアパッツァ
教室が2度目な上に1度目が一週間前ということで、勘が利いてというか最初の説明の段階で覚えておかなきゃいけないポイント何かが分かったというか、3つの料理を一度にやる為に、レシピの手順に3品の通し番号をふりながらできて、料理に取り掛かる時も、手際よくできたと思う。
今回私達のテーブルは3人で、他のテーブルより1人少ないのに4人分の材料があるので、一皿返す、ということらしいのだけど、少ない分、前回のようにあれこれ仕事を探さなくてもいっぱいやることがあって、さらに1人の方が主婦だとは思うのだけど、少し遅れて来たとか初参加だとかもあって、かなりあれです。頼られちゃいました(笑)。
私はアクアパッツァをほぼ一人でやって、あと夏野菜切ったりしたのと、パスタを冷水で〆るのをやりました。
前回パスタは冷水に浸さないというポイントがありましたが、今回はプロじゃないってのもあるんでしょうけど、やっぱり冷水。カッペリーニなのに、水で冷やすまでにもたついていた所為もあって、急いでそれだとまずいー!みたいな感じでしゃしゃり出てしまったけど、ちょっと遅かった。もうアルデンテには戻らなかったです。
ちなみにこの冷製のソースはバルサミコとパルミジャーノがメインで、私が今まで食べたり作ったりしたのとはずいぶんと違う強烈な風味。バジルやルッコラと合わせて一層さっぱりして美味しかったです。
アクアパッツァはスズキの切り身で作りました。狂った水と言う意味のこの料理は、魚を塩と水で煮るだけなのにびっくりするほど美味しくなる料理だと、以前ミオマエストロ落合さんの著書にありました。
私はこれが大好きで、昔トラットリアでバイトしていた時に、年末の仕事納めの最後の賄いに、ひとりずつに鯛のお頭のアクアパッツァが出たんです。そこのマエストロが魚介を得意とする方で、その時食べた一皿に、生きてて良かったと思ったことが忘れられません。
今日のスズキも本当に美味しい。こんなに簡単なのにこんなに美味しいなんて、素晴らしい。絶対また作ろうと思います。
夏野菜と岩塩のスープは、旬の野菜ならではの味と岩塩のミネラルだけで味を付けるあっさりスープですが、野菜を炒めて水を入れて岩塩を入れて煮込むだけのシンプル料理な分、好みが分かれると思われます。
私は野菜を切る事以外はしてなくて、多分味を見ていた人と私の好みが結構違うと思うんですが…、もうちょっと岩塩も胡椒も欲しかったなーと。完成した料理っていう感じではなかったような…。
このスープのポイントは、最初に野菜をしっかり炒めること、なんですが、炒めるのもちょっと甘いような気がしましたので、こいつが最初のリベンジですね。
・・ただ、トマトを投入したくなる自分を、抑えないとなぁ。出来るかなぁ。
同じテーブルだった方に、先週のトランケーロ氏の教室に参加したことを言った時に、「当たったの?!私の周り全滅ですよ、すごくラッキーですよ!」と言われました。
おお!そうだったのか!中々の倍率をくぐって私は先週参加していたのね…。と、とっても得した気分になりました。
という感じで、2回目の料理教室も終了。
by disegno
| 2009-08-15 15:58
| つくる-料理など-